イヤだ―


そんなの、イヤだ…!




「美紗季っ!!!」


『…ごめんねっ、あたし…この日本からでて…違う人と暮らすって…いわれちゃったんだ…。


お父さんが決めちゃったことは、いかなきゃならないの…』




俺は、叫んだ。彼女の目を見て。でも…彼女は俺を悲しそうに見て下を向いた。



嘘だろ…?



日本にでるなんて…。




俺は、どうなちゃうんだよ?