『そばについていなさい』
最後にはそんな事を言う父さん
理沙は……どうやら眠ったらしい
運ぶしかないな……
この部屋はあまり人目につかないし
「よっ……………かるっ」
理沙を持ち上げた
軽すぎて驚く…
ちゃんと食べてんのかよ?
なんか悩んでんのか?
ほんとに心配でたまらない…
体重40キロあんのかな?
近くにいたスタッフに声をかけて車を支配してもらった
「翔太さま、お車の準備が」
「ありがとな、近くの病院まで頼む」
理沙の頭を膝にのせて窓の外に目をやる
「んっ……」
ゎ、目をさましちまった…
薬効くまで寝させてやりたかったのにな