「はい、もしもしっ!」

『寝てた?』

「起きてたよっ」

『そっか。明後日ね…迎えいくから』

「ぁ、わかった」

『13時に校門で』

「はい!」

『おやすみ、理沙』

「おやすみ…」




隼人…迎えにきてくれるんだ

って事は自分でこの部屋で用意していかなきゃじゃん

今までメイドさんが髪もメイクもしてくれてたし…


あたしあんなにうまくできないよっ


ってかあんなきっちりメイクとかしたことないしっっ



「どーしよっ……」

頭の中はパニックなのに
だんだん瞼は重くなって


ついにあたしは寝てしまった。