「金田さん!!!!」 私と敬太は金田さんを追いかけた――― 階段を降り、ペンションの裏口へ進む金田さん。 裏口のガラスドアから透ける外の景色・・・ 見るからに横殴りの雨。 木々は強い風に揺らされている・・・ 外は豪雨だった―――