外に出ると、金田さんと島岡さんが私達の事を待っていた――…


「それでは、海へ向かいましょう・・・どうぞ。」


島岡さんが車のドアを開けてくれた。


「ありがとうございます。」

私と敬太と星斗君は車に乗り込む。

金田さんが助手席に乗り、車が走り出す・・・






走り始めてすぐにスカイブルーの海が見えて来た。

キラキラと輝いている白い砂浜―――

何度見ても息を呑む景色・・・

時間が経つにつれ、スカイブルーの海は大きく見える。


「着きましたよ。」

走り出して5分ほどで蒼島海岸に着いた。