ペンションの裏手から現れたのは…、さっき私と敬太が出会った坊主頭の男の子だった━━━…… 「あ……」 私と敬太を見て驚いている男の子。 「ん?彩紗ちゃん…知り合い?」 金田さんは、煙草を携帯灰皿に押し付けながら言った。 「ぅ…ん。さっき展望台に行った時に会った子なの。」 男の子の反応が気になる…。 「やっぱり君が依頼人だったんだね。星斗君?」 「やっぱりオジサンが探偵だったんだね…。」 ん?何?この雰囲気は・・・