「…ぺ…あやっぺ…」
「・・・ぅ━…ん…」
「あやさぁぁぁ!!!!はよ起きんかい!!!!」
ドンッ・・・
「ギャ!!!!」
突然の大きな声と叩かれた事に変な声を出してしまった私。
何が起こったの???
目の前には、めっちゃ不機嫌な敬太。
「早く起きんかい!!」
「イタッ…」
敬太にほっぺをギュッってつねられて、今の状況がようやく分かった。
どうやら…私は爆睡してしまい…敬太に叩き起こされたらしい。
でも!!!!叩かなくてもいいのに!!!!
寝起きはどうもイライラする・・・
「女の子を叩くなんてありえない!!!!」
私は、このイライラした感じを敬太にぶつけた。
「おまえがなかなか起きないからやろ!!!!」
私と敬太は言い合いをした・・・
時刻は16時━━━
もうすぐ依頼人が展望台前に来るはず・・・