「ダメか?」

小さい声で不安そうに、
星斗君に聞く敬太。




「敬太ぁぁぁぁぁ!」

星斗君は敬太に勢いよく飛び付いた。




フゥ…

鬼下刑事は1つ大きなため息をつき、
「これで、一件落着だな。」
と、ポツリ。呟いた━━━…



私はそんな光景を微笑ましく見ながら…
人が溢れている空港を
後にした━━━…


***


蒼島から帰った後は、
何事もなかったように

平穏な日々が待っていて━━━…





私はいろんな大学の
パンフレットを眺め…


そのまま
月日は流れていく…