その日から、
妹とは月に1回のペースで会うようになり━━━…
いつものオシャレなカフェで2人で話す。
『留依奈?体の方はどうなんだ?』
妹は少し険しい顔をしながら、『まぁまぁかな?』なんて言っちゃって…
まぁまぁなんて嘘だろ?
俺は母さんからすべて聞いてしまったから。
留依奈はもぅ、
長く生きられない━━━…
『留依…!俺と暮らさないか?』
最初は戸惑っていた留依子だが。
俺の懸命な説得で…
一緒に暮らす事に承諾した。
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妹と一緒に暮らして半年の月日が経ち━━━…
妹はとびっきりの笑顔で言う。
『お兄ちゃん!今から…明さんの家に行くから』
『お前…もう9時だぞ?』
『やだぁ、お兄ちゃんったら。私、もぅ25だよ?
心配しないで?何かあったら、明さんに守ってもらうから♪』
『お前の体はなぁ…』
『わぁかってるって!無理はしないから。すぐ戻るし。じゃぁ、行ってくるね!』
『…おいっ!』
バタン…
俺の言うことも聞かず、
笑顔で家を出ていってしまった。