敬太は、呆然と…
立ち尽くして━━━…


「敬太ぁぁぁ〜ぅ゙〜」
星斗君は敬太の足元で、
声を上げて泣いていて。


鬼下刑事は
もの凄い低い声で言う。

「金田さん…あなたに逮捕状がでてますよ。3年前のひき逃げ事故のね。」



「………やっぱり、お前を探偵事務所に招き入れたのが…間違いだった…敬太…」

金田さんは、目を瞑り…
首を左右に振りながら言う…



「金田さん…どうして…?」

私は、金田さんの目を見ながら訊ねた。