「待って下さい!!!」


私の声に木枝さんは立ち止まり、振り返る…


「どうしたの?」

といいながら…木枝さんは首を傾げた。


「大広間はちょっと…」


私は大広間に行くには気が重かった━━━

「ん?」


木枝さんは不思議そうに私を見た━━━



私は木枝さんに鬼下刑事との出来事をすべて話した━━━


ザーーーー


また雨が降り始めた・・・

これから起こる出来事を…雨だけは知っていたのかもしれない━━━