「でも恵美は凄いよね?私は好きな人以外、触られたくないよー」






「まっお金の為だからね」



”好きな人だけしか抱かない”なんてわかんない

だってどんな人でも感じない


気持ちよくないから



だから誰だっていい




お金さえあれば









「あっ恵美!!もうこんな時間だよ!早く行かなきゃ」



梨沙が走りだして、私も一緒に走った





キーンコーン カーコーン



ぎりぎり間に合った



「ほらー席についてー」


先生が来た為、席に向かった



「ふー」
一息ついて席に座った


「まーた、ぎりぎりだな」

隣の席の啓(ケイ)が馬鹿にしたように言ってきた


「なによ!徒歩で来てるんだからしょうがないでしょ」


「ぢゃバスに乗ればいいじゃん」


「バスはやだ!人多いもん」


「ぢゃ自転車に乗ればいいじゃん」


「自転車は、、、、乗れない」





「はっまじで!?」



啓が驚いた顔で聞いてきた


自転車なんて、利用しないし、小さい頃に兄の後ろに乗ったぐらい

今はぜんぜん乗ってないけど




「いいじゃん、別に」




「ぢゃ、教えてやろうか?」



「えっ?」