「達也何してんの」 「え、別に」 「日向、病室に戻れ」 うっわこわ。 やば、こわ。 あたし胸今ドキドキや…! あ、ときめいてるんじゃないぜ? 恐すぎてなんだぜ。 先生の鋭い目から逃れるように、病室にもどった。 「はぁ……どうしましょ」 無駄にため息なんかついちゃって。 どうしようもないって。うん。