ん…?

ちょっと待って。

何の話してるの?


「お、お姉ちゃん!お兄ちゃんに許しちゃったの!?」

「え…?いや、あの、何の話…?」

「だっだからぁ…」


陽ちゃんが私の耳に顔を近づける。


「早和お姉ちゃん、お兄ちゃんと…その、しちゃったの……?」


その瞬間、顔が熱くなったのがわかった。


「ちっ、違うよぉ!陽ちゃん、それ誤解っ!!/////」

「えっ?違うの?」

「違うっ!/////ってゆーか明!わかってて言ってたのね!/////」


明の方にバッと振り返る。


「何が?」


明がしれっと明後日の方向を見る。


「何が?…って!昨日の夜の事!」


すると、明がこっちを向いてニヤッと笑う。

なんかすっごくイヤな予感が………。

そして案の定、私の予想は的中する。