ゴロゴロ―――――


(もー…早く電気ついてよー…)


「倉田」


「…へ」



「俺は、ここにいるから」



すると水木くんは私の頭にフワッと手を置いた




「…うん」


真っ暗のなかで少し感じる温もりに、私の胸はひそかに鼓動を打っていた