辺りは真っ暗で何も見えない


パカッ


(え…)


携帯の明かりが目の前に光った

水木くんが携帯を開いたようだった


「…平気なのか?雷」


「…いや実は……平気じゃないです」


「…ははっ…」



その瞬間水木くんは小さく笑った