お姉ちゃんは、玄関につんだ荷物をもって

カレシの家に。




あたし…まだおばさんにはなりたくないからね。


言えないから、心で思ってから、見送った。



「……俺、家かえるのめんどくせぇから。明美ん家、泊まるわ」



…え?


由宇さん、あたしん家、泊まるの?


となりじゃん、帰りなよっ!




でも、ちょっとウレシイ。