予想通り、みぃの唇は柔らかくて、すごく癖になった。


毎晩楽しかった。


俺は世界一幸せ者だと感じた。


みぃもすごく嬉しそうに笑っている。





だから俺は気づいてあげることができなかった。



みぃがこっそりと泣いていること。







みぃが重い病気を持った患者であることを………。