高校に入って始めての行事、体育祭。
私はお母さんが作ってくれたお弁当を持ち家を飛び出した。
家を出ると少し涼しい風が私の髪を揺らした。
「舞~」
今日も元気な声が聞こえる。
「葵、おはよ」
今日も欠伸をしながら挨拶をした。
「もう体育祭かあ。早いなあ」
気がつけば、もう5月。
結局、私と逞は何の進展もなく…。
私が俯いた。
すると、
「今日、頑張りなよっ!!」
と行きなり葵に背中を叩かれた。
「へ??」
と思わずマヌケな声が出た。
「へ??じゃないよ!!体育祭は恋のチャンス!!」
え、だから、どういうこと??
どんなに頭をフル回転さしても答えは浮かばない。
そんな私に呆れる葵。
「知らないの?ジンクス!!ハチマキを好きな人と交換すると恋が叶うらしいよ!!」
ハチマキを好きな人と交換すると恋が叶う…?
私の頭はハテナが飛ぶ。
「でも、やってみる価値はあるんじゃない??」
と葵がウインクをした。
本当に叶うのかな…。
私はお母さんが作ってくれたお弁当を持ち家を飛び出した。
家を出ると少し涼しい風が私の髪を揺らした。
「舞~」
今日も元気な声が聞こえる。
「葵、おはよ」
今日も欠伸をしながら挨拶をした。
「もう体育祭かあ。早いなあ」
気がつけば、もう5月。
結局、私と逞は何の進展もなく…。
私が俯いた。
すると、
「今日、頑張りなよっ!!」
と行きなり葵に背中を叩かれた。
「へ??」
と思わずマヌケな声が出た。
「へ??じゃないよ!!体育祭は恋のチャンス!!」
え、だから、どういうこと??
どんなに頭をフル回転さしても答えは浮かばない。
そんな私に呆れる葵。
「知らないの?ジンクス!!ハチマキを好きな人と交換すると恋が叶うらしいよ!!」
ハチマキを好きな人と交換すると恋が叶う…?
私の頭はハテナが飛ぶ。
「でも、やってみる価値はあるんじゃない??」
と葵がウインクをした。
本当に叶うのかな…。