「おっはよ~」
家を出て何歩か歩くと後ろから肩を叩かれた。
誰だろ、と振り向くとそこには朝からテンションが高い葵が居た。
「おはよ~、朝から元気だね~」
と言うと葵は私の隣に並んだ。
「そう?」
と首を傾げる葵。
…朝から可愛いな、葵は。
「ねえ、葵。恋したことある?」
と私がいきなり真顔で聞くと葵は少し驚き、
「何!?いきなりっ!!」
と逆に質問をした。
「いや、私、恋とかしたことなくてさあ…」
と言うと、さっきより驚いて、
「ええ!?え、ちょ!?ありえないんですけどっ!!」
と戸惑った。
…葵、素直すぎる。葵の一言に少し、傷つく私。
いや、分かってるよ。
高校生にもなって恋したことないなんてありえないって。
でも…、恋出来ないんだもん。
「…恋って、どんな感じ?」
でも、葵には悪気は無いと思い声を発する。
「何このピュアな質問っ!!…恋?うーん、そのうち分かるよ~。ほら、早く行こっ!!」
と葵は言い、私の腕を掴み速く歩きだした。
…話、そらしたな。
そのうち、分かるかあ。いつになったら私も恋が分かるようになるのかな?
周りを見るとカップル達が二人乗りや手を繋いで登校していた。
羨ましいな~、と私はカップル達を横目で見ていた。
私と葵は教室に入り席に着いた。
「ねえ、葵。葵は彼氏出来たことある?」
と学校に着いた早々再び恋ばなをする。
「キャー、やだ舞!!またその話?…あるよ」
と顔を赤らめて言う葵は普段より一段と可愛いかった。
…あるんだ。
葵、可愛いもんね。当たり前だよね。
「どんな感じ??」
と聞くと、
「もう、さっきからそっち系の話ばっかだな~」
と照れた。
「焦らさないで早く~」
そう言うと葵は耳まで赤く染めた。
「ど、どんな感じって。もう、彼のことで頭がいっぱいになって、一緒にいるだけで幸せ…って感じ??」
言い終えた葵は顔を隠してしまった。
彼のことで頭がいっぱいで一緒にいるだけで幸せ…、かあ。
私には経験したことのない感情だ。
家を出て何歩か歩くと後ろから肩を叩かれた。
誰だろ、と振り向くとそこには朝からテンションが高い葵が居た。
「おはよ~、朝から元気だね~」
と言うと葵は私の隣に並んだ。
「そう?」
と首を傾げる葵。
…朝から可愛いな、葵は。
「ねえ、葵。恋したことある?」
と私がいきなり真顔で聞くと葵は少し驚き、
「何!?いきなりっ!!」
と逆に質問をした。
「いや、私、恋とかしたことなくてさあ…」
と言うと、さっきより驚いて、
「ええ!?え、ちょ!?ありえないんですけどっ!!」
と戸惑った。
…葵、素直すぎる。葵の一言に少し、傷つく私。
いや、分かってるよ。
高校生にもなって恋したことないなんてありえないって。
でも…、恋出来ないんだもん。
「…恋って、どんな感じ?」
でも、葵には悪気は無いと思い声を発する。
「何このピュアな質問っ!!…恋?うーん、そのうち分かるよ~。ほら、早く行こっ!!」
と葵は言い、私の腕を掴み速く歩きだした。
…話、そらしたな。
そのうち、分かるかあ。いつになったら私も恋が分かるようになるのかな?
周りを見るとカップル達が二人乗りや手を繋いで登校していた。
羨ましいな~、と私はカップル達を横目で見ていた。
私と葵は教室に入り席に着いた。
「ねえ、葵。葵は彼氏出来たことある?」
と学校に着いた早々再び恋ばなをする。
「キャー、やだ舞!!またその話?…あるよ」
と顔を赤らめて言う葵は普段より一段と可愛いかった。
…あるんだ。
葵、可愛いもんね。当たり前だよね。
「どんな感じ??」
と聞くと、
「もう、さっきからそっち系の話ばっかだな~」
と照れた。
「焦らさないで早く~」
そう言うと葵は耳まで赤く染めた。
「ど、どんな感じって。もう、彼のことで頭がいっぱいになって、一緒にいるだけで幸せ…って感じ??」
言い終えた葵は顔を隠してしまった。
彼のことで頭がいっぱいで一緒にいるだけで幸せ…、かあ。
私には経験したことのない感情だ。