あれは、俺が高1のときだった

その日は朝から
具合が悪かったため、
ずっと保健室にいた。

「とっ徳永くん?」

(ん〜誰か呼んでる?)


「徳永く…きゃっ!」

(ん?なんか息苦しい!)


「あっあのごめんなさい…わざとじゃないのよ///」


(先生…今俺に///)

「すいません。俺、具合悪くて」


「そっそう。いいのよ。」


「先生?俺、何か口に当たった気がするんやけど」


「えぇ…あ、あれはわざとじゃないのよ?」


「先生w?」


「なっ何よ!」


「これがみんなに知られたら大変ですよね〜?」


「…。」


「俺と付き合ってくれません?」


「はい…」


「え?先生、そこは否定しななあかんよ!」


「そ、そうなの?」


(この先生うけんなぁ)


「まぁええよ。さよなら先生w」


そう言って俺は
保健室を出た―。