「この裏歴史の年表は、どこの文献にも記されていないものだ…私はこれを、ある特定の優秀な人材にしか教えるつもりはない。何故なら、これはパラレルワールドの私から直接もらった知識だから」
「原口先生は、パラレルワールドに行かれたんですか?」
「そうだ…ある壺があってな、それを枕元に置いて寝たら行けたのさ」
深さんは本当にそんな世界があるのか、前々から興味があったらしく、その壺のことや、裏歴史、パラレルワールドについて熱心に教わったそう。
「その壺は、今どこに…?」
「…わからん」
「…は?」
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