だって、儲かるなら助かるもの。

うちだって、少しでも稼がないと、ギリギリの生活してるんだから…

営業スマイルは欠かせない武器だからね。



「じゃあ、、、これを」

手渡されたのは、真っ白な壺。

普通なら外側に模様なり絵なりが描かれているような壺だが、これは内側に青色で何か模様が入っている。

確実に鑑賞用で、実用性は無さそうな品である。


「ありがとうございます。こちらは、16万9999円となりますが、よろしいですか?」



ここで、いつも値段に驚かれるのよね…