確か、お見合いは今年の春だった・・・ 見た目と、性格がまったく違った。 「お久しぶり♪」 「なんで、あなたがここに?」 転校してこないでよ・・・ ややこしくなるじゃん・・・。 「(君を手に入れるため)」 そぅ、アイツは私の耳元で呟いた。 「はっ?バカじゃないの!」 「バカじゃない。 君を手に入れるためならなんでもするよ? フフッ・・・。」 黙れボケ。 私は物じゃねぇつーの! 早よ、帰れ・・!!