へ?



「「パートナー?」」



呆然と口を開くあたしに理事長はゆっくり頷いた



「先程も言ったよう生徒会、守護係というのは連携プレーになります。

ですから、その大事な繋ぎ目としてそれぞれにパートナーな配置してるわけです」



あたしはパートナーである水嶋海貴を盗み見た



水嶋海貴もこちらを見ていた呆れたような顔をしている



何その顔!



あたしで不満ですか!



だが文句は言えずすぐに視線を理事長に写した



よりによっても水嶋海貴だなんて──…



「以上ですが、わかりましたか」



えっ?



もう終わり!?



「生徒会メンバーは1週間後、校内で体育館に集まり発表、今日、メンバーの顔合わせがありますから。

また放課後に」



今日って早!!



「今日だから朝早く呼んだ訳ですか」



「そうですね。今年は新1年生から生徒会、守護係が出ますから大騒ぎになるんじゃないでしょうか」