「・・・もしもし」

『あっ、麻夜?!あのねー母さん、今日から、12月まで帰って来れないから!!』

「えっ?なんで!!」

『なんか、突然出張に行くことになってねーごめんねーまー麻夜の事だから大丈夫だと思うけどーま、頑張ってねー』

「え・・・ち、ちょっと・・・ま・・・!!」

ガチャ―――

プープー・・・

え・・・嘘でしょ!?12月って今から6ヶ月もあるじゃん・・・
サイヤク・・・。
てか、マジであり得ねーだろ。


・・・ま、いつも一人だしいいっか・・・。


「・・・ってなわけで、麻夜ちゃんよろしくね」


あ、そっかコイツらいたんだ・・・。


「・・・あり得ませんから。今すぐ、お引き取り下さい」

私はドアを開け、出来るだけ笑顔で穏便に済ませようとがした・・・

が―――