「大丈夫かタカキ?!」

ユウヤが小走りに近寄って来た。


「‥腕折ったかも」

「まじかよ。今誰か呼んでくるからここで待ってろ」

そう言ってユウヤは先生を呼びに行った。


「やべーかっこ悪っ」

独り言のように呟くと、マネージャーの女の子が涙目で近寄って来た。