まさか私が、
ヤンキーの世界を覗くことになるなんて
思わなかったよ。
でもね、
あなたと共有した時間は
私にとって、かけがえのない思い出なんだ。
沢山悩んで、傷ついたけど
それと引き換えに沢山のものをもらったよ。
だからもぉ、怒ってないよ。
短い間だったけどぁりがとう。
でも、私は運命だって信じてた…
あと1年早く出逢ってたら、未来は違ったのかな…?
私は16歳のどこにでもいる高校生。
普通じゃないところは
学校では、ひざ丈スカートに、黒髪を結んび、ノーメイクの
いわゆる真面目ちゃん。
でも学校外では、ギャル系の服に、金とピンクのメッシュが入った、エクステをつけ
つけまつげを重ねてフルメイクをし、派手なつけ爪をつけた
ギャルに憧れてる女の子。
だから、学校なんて楽しくない。
ひたすら帰りの時間を待つだけ。
学校内にも友達はいたが
学校外で遊んだりはしない。
そして学校外での私を知ってる子は誰もいない。
だってみんなの見る目が変わったり
先生にばれて、目をつけられるのが嫌だったから。
だから誰にも話さなかった。
そして
ダイエット前と制服を変えず
痩せたことを隠した。
「痩せたね。」
とは言われたけど
地味なことにも助けられて
そんなに気付かれなかった。
だから
学校の友達も好きだったけど
交友関係も恋愛も学校外が中心だった。