電話では
[忘れられないかもしれないけど、忘れなきゃダメ]
と言われた。
そして、龍也は私と奥さんと子供を裏切った最低な人だと教えてくれた。
私がここまできても、龍也のことをかばっていたから…。
龍也と別れて私は荒れた。
荒れたと言っても少しチャラくなった位だ。
色んな男の子と遊びまくった。龍也の代わりが欲しくて…。
でも龍也と付き合って自分の好きな人以外と遊んでもつまらないことを知った。
普段ならつまらなくなくても
龍也の変わりを探すと思うだけで、つまらなく感じた。
私は1度に1人しか好きになれないし
友達は友達。好きな人は好きな人。
龍也の代わりはいない。
無理に探しても見つかるものじゃないし
自分のしてたことの馬鹿さに気付き
男友達と会うのを止めた。
そして、今後龍也以外の人を好きになるのは無理だと思った。
知らない間にとんでもなく一途になっていた。
龍也と別れてからも、私は龍也のことを嫌いになれなかった。
友達にも怒られるくらい引きずった。
龍也の煙草の匂いと香水の匂いがするだけで切なくなって
沢山の友達に迷惑をかけた。
龍也が大好きで歌って欲しいと言ったあゆの某有名曲を聞くだけで
泣きそうになった。
龍也の代わりがいないとわかった途端、
男の子が嫌いになった。
落ち着いてきたら、龍也を憎んだりもした。
男なんて信用出来ないとも思った。
でも、前に進まなきゃ意味が無いし
龍也と他の子は全く別の人。男も女も関係ないし
他の人を信じようともしやないのは、損するのは自分だと気がついた。
龍也と付き合って知ったことも、龍也が残してくれたことも沢山ある。
何しろ、龍也は本気で愛してくれた。
短い間だったけど幸せだった。
私がメアドを変えて、着信拒否をしても
サイトで私を探し、SMSメールで謝ってくれた。
勿論、返信はしていない。
奥さんともう関わらないと約束したから。
それでも、偶にSMSメールがくる。
苦しいのは龍也も一緒だ。
返信しないのにSMSメールがくるのは私にこの恋を忘れてほしくないからだと思う。
だから、私は龍也を許す。
自分の為に。
自分をしっかり持って
幸せになるために。
そして、大好きから大好きだった自信を持って言えるようになるために。
私は過去の恋愛を生かして前をしっかり見て成長していきます。
~fin~
読んでくれてありがとうございます。
初めての小説で読みづらいとこれだらけですいませんでした。
今も龍也からはSMSメールは2か月に1回くらい着ますが
返信していないので元気がどぉかもわかりません。
この恋は辛くてしなければ良かったと思ったこともありました。
でも、龍也と出会えたことは奇跡で
私にとってはとても大切な思い出です。
悲しいことも嬉しいことも初めての気持ちを教えてくれた
凄い人でした。