「こんなに愛しているのに、君はまた僕を一人にするんだな。わかったよ」





冷たくあしらい過ぎたかも。





少しだけそう思った。





でも仕方ない。





契約は終わりにしたんだから。





「だったら今からそこに行って、オマエを殺してやるよ!」





それなのに彼は予想外の言葉を吐いた。





「はァ? 何言ってんの? 私はマキじゃないってば!」





思わず私も叫んでしまった。