陽汰くんたちのおかげで仕事が終わった翌日。



「今さらだけど、瑠苑ちゃんなんで髪の毛切っちゃったの?」

私の短い髪を握る陽汰くん。

「え、だって…」



「まぁ、今も似合ってるけど…何で?」


「陽汰くんが…元気な子好きって言うから…」


「瑠苑ちゃんは、そのままでも良かったのに。

きっと僕は好きになったよ」



「陽汰く「瑠苑!!」」