「ハブく?」
美姫の冷たい口調があたし達の
雰囲気を凍らせる。
「そだね。」
「一回わからせなきゃ」
美姫の後に続いたのは華と香だ。いつもの光景。
もう見慣れた。

「みんなは?」
美姫がいう。

「するする〜」
と真子が言った。
後に続いて、裕子が
「最近楽しいことなかったし、
久々に楽しくなるね!」
テンション高くいう裕子。

あたしはただ頷く。

「じゃ、今回はAで行こう!」
「「わかったぁ」」

明日からもっと憂鬱だ。