彼は当たり前だというように最上階を示すボタンを押す。


チンッ


しばらくして、レトロな音が鳴るとドアが開いた。


「おじゃまします」

「…ん」

広いリビングのはじっこにあるソファに座らせてもらって話を出す。


「早速なんですけど…」