完全に私の過ちだった。

彼に非はなかった。

隙を与えたのは確かに彼だったかもしれないけど、その隙にはまったのはまぎれもなく私だった。

悔やんでも悔やみ切れない過去。

何度時間が巻き戻せたら、と思ったことか。

できることならもう一度触れたかった。
また私の手で彼を幸せにしたかった。

けれど、壊れたものは戻らない。
作り直すことも叶わなかった。

とうとう私たちは離れた。


悔やんでも悔やみ切れない過去。
ヨウちゃんには付き合い始めの頃、全て話した。
その過去も含めて、ヨウちゃんは私を愛してくれている。

本当に、素晴らしい人にめぐり逢ったと思う。





いつかまた仲良くできたら、

なんて、永遠に実現しない約束なのだ。