「あ、あのさ・・」
陽菜が急に口を開いたと
思えば、もう
陽菜の家の前。
「ん?」
「好き・・なんだよね、毅のこと」
陽菜の顔が真っ赤になっていて
『好き』って言われた
俺の頬も赤くなるのが分かる。
「マジ・・?」
「マジ」
陽菜はいつも以上に真剣で
いつも以上に俺の目をまっすぐ見てる。
こんな時どんな表情で
笑えばいいのか分からない・・・
「あのさ・・・俺も、好きだ」
陽菜が拍子抜けした顔で
俺の事を見てる。
俺は陽菜の頭をなでてから
そっと抱きしめた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…