≪毅side≫

俺の大切な幼馴染は
俺の同じバスケ部で・・・
俺と同じバスケ部部長をしている。

「陽菜ぁー」

俺がダラダラ歩きながら
陽菜の方へ近づくと
陽菜は心配そうに俺の顔を見た。

「どうしたの?」

俺の最近の悩み。

「シュート率上がんねぇ!!」

こんなことを俺が言うと
陽菜は呆れたように

「練習あるのみっ」

んなこと、知ってるっつーの。

「痛・・・ってぇ・・・」

陽菜が俺の背中をたたいた。
マジで痛いんだけど・・・

「さっさと練習しなさいっ」

「はいはーい」

陽菜は練習にはうるさいからなぁ・・