「鞠果ちゃん??もう授業終わったよ??」


「...え。ホントだ!!」


授業が終わったのにも気付かず、グランドを眺め続けてた



「ねぇ。芽衣ちゃん??
 ひと目ボレって悪いコトかなぁ」




「ど、したの急に!!
 けど悪いコトじゃないよ。むしろ良いコト。」






何で、今日会ったばかりの芽衣ちゃんに

こんなコトを聞いたのかは今でも分からない。


その『ひと目ボレ』をきっと...
君にしていたんだね。