「何だよ芽衣~??」


そう言ってその男の子は振り向いた


「えっ...。白石鞠果?!本物じゃねーかよ!!」


男の子も、私を見るたび驚いた



「私、芽衣!!安齋芽衣!!きゃ~ッ☆鞠果ちゃん!!お友達になろ??」


有紗とのコトを思い出し、断りたかった。

けど。


断る勇気なんてもちろん無くて


私は芽衣と【友達】になった。