「あげはぁ~!!!」


「あげはちゃん!!」


「キャああ!!」



仁が急いで私を支えてくれた。


歩、皐月、凜の叫び声が聞こえる。




「あげはさん!!」


あれ…銀河さんの声がする。



薄れる視界……。
仁が狂った父親を、春真を必死に睨む。




春真が銀河さんに押さえつけられている。。




仁…。



こんな奴の娘でごめん。


仁を殺そうとした…
最低な人間の娘でごめん。




それなのに、仁を愛してしまって……





「ご…め…ん…ね…。」



「何いってんだ?おいっ!」



仁…泣いてる??




泣かないで?




「好きだよ…」




……………。








……………。









ここで私の意識が途切れたーー。