眩しいくらいの金髪で…。背が高くて…イケメンで…。


あたしの大好きな、大好きで仕方ない君が…。



ヒーローのように現れた。



「「「あげはちゃん!!」」」



歩、皐月、凜まで…。



どうしていつも助けてくれるの…?



どうして君はあたしに光をくれるの?




「仁…みんな…。来ちゃダメなのに…。」



声がかすれて出ないや…。



力も出ない。




「なんだ!君たちは!?」


自分がしたことを見られて慌ててあたしにシーツをかける春真。



「ったく、勝手にいなくなってんじゃねえよ!
俺から離れてんじゃねえよ!」



「…どうして…」




「俺等誰だと思ってんの?」


「もぅあげはちゃん!
親友に黙ってていいと思ってるの!」



笑いながら泣く凜。
あたしの姿を見て、驚きながらも笑う歩、皐月…。