*あげはsaide*


あーぁ。
また目覚めちゃった。


太陽の光が射し込むと、
嫌気が指す。




今日は夢を見た。
仁や凜、歩皐月が何故か居て私も笑ってんだ。

その夢を思い出していると、目頭が熱くなってきた。

ハハッあたしまた泣いてる。
この家に来てからいつも涙が出ている。



やっぱり弱いんだよあたし。






「あげは!なんだこれは!」



「はあ?」




「この成績は何かと聞いている!授業も出ていないそうだなっ」



パシンッ!
ック…最近、何も食べてないからなぁ。。。


簡単にあたしの体は崩れる。



「お前はあたしの子何だぞ?
恥をかかせるんじゃない!」



バコッ


人形のようにあたしの体は床に叩きつけられる。


そしてあたしは裸にされる。




もうなれた。
何も反応しない。



気持ち悪いとも思わない。




ただコイツを殺したいと思う。





その時だった。。



「おい、あげは…!」



バンッと部屋の扉が開き、いるはずのない…

ここに居てはいけない人物が居た。





どうして?………





何でいるのよ……。