「魁ってば何か変なの食べたぁ?」


チャラ男が言った。



食べてないよ。

強いて言えば
酒飲んでてタバコ吸ってた。




「っはー。……あー、お前らがコイツを気に入った理由。分かった気がする。」


ソファーで長い足を組ながら、微笑んでそう言う赤髪君。


どうやら笑いは治まったらしい。


どうせなら笑い死にすれば良かったのに。




『てか、……は?』


さっき赤髪君は何て言った?


気に入った?


……何故!?