会えないハズの君に出会えた。 こんなにも嬉しいことはないよ。 例え君が俺を覚えて居なくても… 例え君が他の人を愛していたとしても… 視界がボヤけて窓の景色が見えない。 今日二度目だ。 何時から俺の涙腺はこんなにも弱くなったんだ? これは君に会えた嬉しさ? それとも… 俺の存在を覚えてないという悲しみ? 辺りは、もうオレンジの要素なんて少しも残っていなかった。