「無駄なことは
言わなくていいの!!」

「無駄なことじゃないよ
ね?フィトゥ」

ディミはクセッ毛少年に
話をふった
「え?あぁ……うん。」

いきなり話し掛けられたからか
少し曖昧な返事になっていた


「フィトゥまでそんなこと…」

ルアはあきれ顔


「お前らの頭は平和すぎんだよ」

不意にジョーカーが首をはさむ

「何ソレ!!ひっどい!!
フィトゥもなんか言ってよ!!」


「えぇ?僕が?…でも確かに…
ディミの言うこともわかるなぁ…
だって考えてもみてよ。
家を燃やされるなんて嫌だよ」

「…お前らなぁ…」


いつの間にか
ただ4人の言い合いを
見学するだけになっていた