「旅のお供?
そんな危ないことはできない!
君に何かあったとき
よくしてもらっている
スペードの王に
申し訳がたたない」


「お父様は許してくれましたわ!」


「だからと言って…!!」


あーあー
なんかもめてるよ


「いいじゃないハッター
メアリィも一緒にいこうよ
行きたがってるんだし」


「アリスさん…!!」

「アリス…君は…」

ハッターは
ハァ…とため息をついた


「しかたないな…。
私たちもできるだけ君を
護るようにするから、
あまり無茶はしない
というのを約束してくれ」


「はい!!」