「やっぱかっこいいー!」


「いいなぁ、秋澤さん。」


「ほら、絆奈。行くぞ。」


「うん…」


希夢はあたしの手を握って、外の中庭に出た。


中庭には、カップルや賑やかな生徒がお弁当を食べていた。