「お~い!ちょい静かにしろッ!はッ!ウケ~んだよその顔!」

部長がちょっと注意する。

・・・・・ってか

あなたも十分うるさいですけど?部長サン?

バス席順が発表されてからの盛り上がりがパナい!

やっぱ・・・なんなの?

この部活ッ!!

席順は・・・・・・・

ウチの隣はツナちゃん先輩。

よかった・・・。知ってる先輩でッ!

でも・・・

いっつも隣にいた洋人がいないのは寂しい・・・・

・・・・って!さびしくないからッ!

洋人の隣は・・・・

・・・・・・士ちゃん。

「よかったじゃん♪士ちゃんッ!」

「・・・う・・うん///」

そう言って照れる士ちゃんに

ひきつった笑顔しか向けられない自分にイラッときた

しかも心がモヤモヤする・・・

洋人はウチのものじゃないもんね

・・・・あたりまえか

すこし顔が見たくなって洋人を見る。

チラッ・・・・・

「ッ!」

洋人と目があって

あんまりにも洋人が優しく切なげに笑ったから

胸が苦しくなった・・・って

なんで胸が苦しくなんのッ!

もう・・

まともに洋人の顔が見れないよぉ・・・

この合宿、いったいどうなるんでしょうか!?