ウチはちゃんと朝起きて学校へむかう。

眠すぎて全然アタマが回らない・・・

目をこすってなんとかまぶたをもちあげると

「おッ!華恋~♪おはよー☆」

と洋人が笑顔で駆けてきた。

「『おはよー☆』って元気すぎだろ;眠くないの?」

「うん!」

信じらんねえ・・・

でも春の朝の風は気持ちよかった。

頬をつたう風が心地いい

・・・・って、眠るな!自分!

「なぁ、華恋」

「・・・ん?なにぃ?」

ぽやぽやな意識のなかなんとか洋人の言葉に応答する。

「わッ!!!!!!!!!!」

!?

「ッ!?何!?超びっくりしたぁぁ!!」

おかげで眠気が・・・って!

「こらぁ!洋人!」

「へへッ♪起きた起きた♪」

「まてー!!」

やっとつかまえた・・・・・っと!

こけっ!

あ・・・ヤバイ!こける・・・ッ!!

ガバッ

「あ・・・ゴメ・・ン。あり・・がと」

ドキッ・・・・

ふと近付いた洋人の顔。

抱きかかえる体勢で洋人はウチのことをささえててくれた

どくん・・・どくん・・・

心臓!うるさい!

このドキドキが洋人に伝わっちゃう・・・

って!ドキドキなんか・・・・・

・・・して・・る?

波乱の合宿・・・・・・

・・・ウチ、大丈夫!?