『洋人、だぁいすき』

そういえば、言ってくれたな。

あの幼稚園のころ。

俺は小さいころから、

アイツ----------------------

華恋の事が好きだった。

ずっと一緒に育ってきて、

今日も『洋人ぉ!』と呼んでくれる華恋。

内面とは反対に

どんどん女らしく、綺麗になっていく華恋。

ずっと同じクラスで、運命さえも感じさせる。

俺の好きな人なんて、華恋に決まってるだろ。

あいつが『誰~??』と聞いてくるたびに

俺はきまってこう答える。

「話すときがきたら、話す」

と。

【話すとき】

それは俺が華恋に告白する

そのときのこと。

けど鈍いアイツはまったくそれにきづかず、

「なにそれ~(笑)」

と流す。

けど

そんなアイツが

・・・・・・・・・というか

アイツのすべてだな(照)

が好きだ。

華恋、お前はあの日に言った一言なんて、覚えてないよな。

でも、俺はあの日のことをずっと信じている。

馬鹿だよな。俺。

あんなに昔のことをずっと信じてるなんて。

けど俺のキモチは1ミリもぶれてなんかいない。

なあ、華恋。



大好きだ