「やだっ!やめて!触らないでッ!だっ・・・だれか助けて「おい!!!」

ビクッ!!

あ・・・れ・・

この声・・・

「ハァ・・・うるせぇよ!ハァッ・・華恋、びびりすぎ!!ハァっ・・ハ・・ッまじ足はやすぎ!追いつくの・・ッ大変すぎるんだけど!」

「うっ・・うぇぇ~~!怖かったよぉ~~っ!!洋人ぉ~~」

「ほら落ち着け落ち着け。おちつくまでこうしてろ!」

洋人はウチを優しくだきしめてくれ・・・・

・・・・って!!!!!!!

今この体勢、おかしくないかッ!?

いくら幼馴染でも・・限度がっ・・

これって・・

期待とか・・して・・いいのかな・・

ドクン・・ドクン・・・

顔がどんどんあつくなっていく。

ど・・しよ・・こんな体勢だと・・

心臓の音が伝わっちゃうよ・・。

ギュッ・・・・

――――――――ん?―――――――

ちょっと力が強くなったのかな・・・?

も・・心臓がもたないよ・・

―――――ずるいよ。洋人

こんなにドキドキさせてっ!

こんな

期待させるようなことすると

―――――――――ホントに期待しちゃうよ?

そんな事をおもいながら

しばらくの間

洋人の腕の中にいた――――――――